【日本の戯曲研修セミナーin福岡 vol.1 寺山修司ふりかえり】 戯曲を声に出して読んでみよう 編①

日本の戯曲研修セミナーin福岡 vol.1

寺山修司を読む!「社会をふりむかせる」をふりかえる

【戯曲を声に出して読んでみよう 編①】

文:石田聖也(実行委員)

昨年2018年12月6日〜15日、日本の戯曲研修セミナーin福岡を無事開催することができました。vol.1では演劇のみならず詩や競馬評、映画など様々なジャンルで社会を挑発し続けた天才・寺山修司の遺した戯曲を「社会をふりむかせる」というテーマで読み解いていきました。

セミナー全体で戯曲と触れ合い向かい合っていくために、「リーディング上演」「ラジオドラマ」「映像&トーク」「シンポジウム」など様々な講座やトーク、発表を行い、今回はその中の【戯曲を声に出して読んでみよう】講座のご報告です。

この講座では寺山修司の戯曲『血は立ったまま眠っている』扱います。

講師に福岡で活躍する劇団14+演出家の中嶋さとさんをお招きし、6日間参加者と共に戯曲を声に出して読んだり、意見交換を繰り返すことで戯曲やその作品の書かれた時代などへの理解を深め、最終日にリーディングの形式で発表することを目指しました。

初日は日本演出者協会事務局長の和田喜夫さん、演出の中嶋さんの挨拶からスタート。

和田:昔は詩人と劇作家が一番信頼されていたのに今は一番忘れられている。街で日本の劇作家3人きいても答えられない。研修だけではなく、普遍性が必要。沢山の人を集めること、方法について考えてみよう。

中嶋:今はいろんなリーディングがある。台本ほぼ覚えてたり、手に持っているだけとか。今回は読むに徹して。

 〜その後参加者の自己紹介タイム〜

○自己紹介カードを使う

名前:

好きな言葉:

嫌いな言葉:

偏愛マップ(音楽、スポーツ、映画・ドラマ、食べ物、その他何でも)

→それぞれの枠に好きなモノを好きなだけ書いてみよう

  • 2分で質問し合ったり、見せ合ったり

中嶋:「血は立ったまま眠っている」は公式では処女作。 劇団四季への書き下ろし。60年代と安保闘争のことが描かれている寺山は運動に参加していなかったけれど、気持ちはふつふつあり、作品にぶつけたのだろうか。まずは、自分のイメージで好きに役を変えてみながら読んでみよう。

〜初読み終了〜

読んでみての感想

「声だけだからシーンごとの空気の違いとか大丈夫かな?」

「理解しちゃいけない、倫理観とかストーリーとかで考えてもダメ」

「タイトルから強く生きる人の血を感じる」

「社会の蠢いている感じ」

「みんなが愛おしく、楽しかった」

中嶋:行動と目的がずれている?革命が目的というより、、、。タイトル、身体は眠っていても心は起きている。明日からは頭の方から読み解いていこう。

〜初日終了〜 (②に続きます。)

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