リーディング上演「ジョン・シルバー」稽古場レポート2019.11.7

2019.11.7  半立ち         

※文 石田聖也(実行委員)

さて。随分と間が空いてしまいましたが、「ジョン・シルバー」稽古場レポートでございます。初稽古から約1ヶ月。創作現場の様子をお伝えします!

この日も演出の山田さんの稽古場の特徴の一つ、『寝ニョロ』からスタート。二人一組でおこなう脱力メニューです。

稽古場に集まってすぐの日常的な身体から、表現できる身体に持っていきます。稽古場を暗くして音楽も流します。

なるべくリラックスできる環境を作り、一人ではどうしても脱力しきれない部分をペアになって揺らしていきます。独特のこのアップ、相手の身体をニョロニョロすることから寝ニョロなんだそう。

ちなみに、寝ニョロと役者さんの声出しが終わった後、先月お誕生日だった演出の山田恵理香さんのお祝いもしました!おめでとうございます!!

出演者で同じ劇団の五味さんがケーキを買ってきてくれたので、みんなでいただきました〜。↓写真は後日劇団員のやっぴー(八尋さん)がプレゼントしたパーカーを着る演出です。はい。

さて。前回稽古からは戯曲の解釈などを話しながら進んでいます。この日も残っている二幕終盤の続きから読んでみて、気になる言葉やわからないイメージなどを出しあっていきます。

二つの椅子に手をつないだ姉妹が、片手にそれぞれ抜きとった目玉をにぎっている。

          目玉はビー玉なのかしら。

          もしも目玉がビー玉ならば、とけることはないなあ。

『24時53分「塔の下」行は竹早町の駄菓子屋の前で待っている』の方にもビー玉が出てくるけど、唐さん好きなのかな?

疑問っぽい詩の作り方。寺山修司にもある感じ。

このビー玉?目玉?そもそも誰の、、、。

宴の大団円の如く大哄笑のうちに舞台暗くなり、青ざめた女一人。奥の海が二つとも煮えくり返る。

海って二個ある?

昼の海と夜の海ってことじゃない?

どうやって煮えくり返るのかな?

一幕冒頭、エピローグのハンカチのくだりは、最前列のお客さんがハンカチを持っている前提?サクラでもいるのかな。

103回の春夏秋冬ってなんのことだろう?

解けてない謎、最初のキセルのところ、なんで寛永まで?

謎といえば全部謎、、、。

小説とは違うから身体がないとなぁ。

〜 休憩 〜

演出:リーディングとはいえ、身体がないとわからないことがある。頭の男のとこのカラクリとか。ト書きの漫画のとか。一幕頭から半立ちでやってみましょう。歌はリーディングではなく覚えて歌っちゃいたい。特に設定とかないので、やってみて検証しよう。

一幕、二幕(小男が出るまで)と台本を持ちながら動いていくことで、

戯曲を座って読むだけではわからなかったことが沢山出てきた気がします。

〜今日の稽古を終えてのふりかえり〜

山田:立ってやることで参考になりました。何かあれば。

五味:立ってやる方が面白かった。想像を掻き立てる動きになる。姉妹が殴り

あってゆっくりなったりするところ、死の香り、人形の香り、痛いのかなぁとか確かめてる動作を見ることで、摩る触る感覚まで呼び起こされる動作で、行為で想像力が膨らむ言葉がくっついてる。それはすっごいなぁ。声に出した方が面白いし、動いた方が面白い。って感じる半立ちの時間になった。リーディングだけだとあれだし、全部は立てないし、いい塩梅見つかると。空間の動かし方、音、突然、風のように、俳優がこう動かざるを得ない、こう動いた方がいいかな。って考えやすくしてくれていて、脚本で稽古したいなって時は面白く。ここの表現どうしようってことより、ここの俳優、どう動こうみたいな。こととかを考えさせてくれる感じ。

ほたか:ト書きの音は入ってる方が面白いな。やっぱり動いてる間だったり、

歩いてる音がしたり、身体を使ってるから出てくる間合い。姉と妹が殴ってるとこ。身体を使ってるからこういう間合いになるんだろうな。見るの楽しい、動いてるの。

山田:すごくモノローグしてる女を見ているまわり、まわりの演技が面白い。

台詞言ってない人たちの演技。シルバーの人形と架空の床屋、ほたかor石田でやるか。役を早めに決めないと追っかけれないかな。俳優同士の役のバランスが取れてない。昼チーム夜チーム。女性陣、バラでみる。

五味:一幕と二幕は休憩取る?

山田:とります

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連する投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る