演出家・俳優養成セミナー2024 演劇大学in佐賀 明日の演劇をつくりませんか?

演出講座(対面+オンライン)※育成対象者のみ

地域で公募し、実行委員が選考したこれからの佐賀の創作活動を牽引する3人の若手演出家(育成対象者)が、演出について学びます。演出プランを立て、講師からアドバイスを受けながら、それぞれのチームに分かれ、俳優と共に創作した作品を試演します。学びの成果をぜひご覧ください。成果発表のあとは、育成対象者と講師が振り返りを行います。

会場:エスプラッツホール・佐賀市内公民館・博多市民センター他
講師:有門正太郎、川口大樹、中嶋さと、菜月チョビ、永山智行、和田喜夫
受講料:演出者3000円 俳優1000円

講座日程
【共通】菜月チョビの「飛び出す演出論」
以下、①~⑤は、各チーム別日程で実施。(チーム別に講座内容の微調整あり)

①戯曲読み合わせ(Zoom)
②実習(対面+Zoom)会場:公民館 ※演出プランディスカッション
③実習(対面+Zoom)会場:公民館 ※講師アドバイスあり
④実習(対面)会場:公民館 ※受講生のみで実習
⑤実習(対面+Zoom)会場:公民館 ※講師アドバイスあり

【共通】

⑥9月17日(火)~ ⑦ 9月18日(水) 実習(対面)会場:エスプラッツホール
⑧9月19日(木)|成果発表・振り返り(対面+Zoom)会場:エスプラッツホール

成果発表を9月19日(木)18:30~20:30に行います。
詳しくは演出講座成果発表をご覧ください。
※アーカイブ視聴は、Peatixからのお申込みに限り、10月5日までに締め切りを延長します

■菜月チョビの「飛び出す演出論」は、一般受講できます。

菜月チョビの「飛び出す演出論」
(ライヴ配信・Zoomウェビナー)※アーカイブ配信あり


講師:菜月チョビ 和田喜夫
「演出とは何か?」 「他の人はどう演出しているのだろう?」きっと誰もが思う問いのための講座
です。今回は福岡県出身で、ストリート演劇、独自の音楽劇を創作している菜月チョビさん
の実践事例の紹介を受けて、演劇の可能性を探ります。

9月5日(木)19:00~22:00

視聴料:500円 申込締切:9月4日(水)
※アーカイブ視聴は、Peatixからのお申込みに限り、10月5日までに締め切りを延長します

演出講座成果発表 (会場観覧)※アーカイブ配信有

9月19日(木)18:30~20:30
観覧料500円 ※アーカイブ視聴料500円(10/6まで)
会場:エスプラッツホール(佐賀市白山2丁目7-1 エスプラッツ3F)

★川原彩音チーム
『ピアノの鍵盤とおにぎりは白と黒がいい。』
原案:ナカシマタカシ 
脚本・演出:川原彩音(育成対象者)
講師:川口大樹

★鷹巣将弥チーム
『粉愛』
作:オ ・セ ヒ ョ ク 翻訳:洪 明 花
演出:鷹巣将弥(育成対象者)
講師:有門正太郎

★宮田悠輝仁チーム
『よだかの星』
原作:宮沢賢治
脚本・演出:宮田悠輝仁(育成対象者)
講師:永山智行 菜月チョビ 中嶋さと

講師プロフィール

●演出講座担当 ※育成対象者 鷹巣将弥
有門正太郎(ありかどしょうたろう)
俳優・演出家・劇作家。1975年5月18日、福岡県北九州市生まれ。倉本聰主宰“富良野塾”を経て、2005年“有門正太郎プレゼンツ”を始動。「笑顔になれば何でも出来る」を合い言葉に作、演出を務める。北九州芸術劇場『日韓合同キャンプ~チャレンジ!えんげき~』、春日井文化フォーラム『演劇×自分史』シリーズの総合演出等も務める。地域創造リージョナルシアター・登録派遣アーティスト。

●演出講座担当 ※育成対象者 川原彩音
川口大樹(かわぐちだいき) 
福岡出身。2005年、高校演劇部の仲間と、万能グローブ ガラパゴスダイナモス旗揚げ。ほぼ全ての公演で作・演出を担当。作風は一貫してコメディ。外部への書き下ろし、演出も多数。2021年「劇トツ×20分」優勝、CoRich舞台芸術まつり!2022春準グランプリ・演技賞・最多クチコミ賞受賞。2009年、2010年、2011年、2012年、2022年九州戯曲賞、2017年北海道戯曲賞、最終候補。

●演出講座担当 ※育成対象者 宮田悠輝仁
中嶋さと(なかしまさと) 
FOURTEEN PLUS 14+ 主宰 2008年、FOURTEEN PLUS 14+を立ち上げ、全ての演出を担当。 2013年より韓国のアーティストとの共同制作、韓国での作品発表など、活動の場を広げる。現在は聴覚に障がいをもつ人も共に楽しむことの出来る作品研究も行い、今年度、様々な背景を持つ人が集い、多言語で創るプロジェクト「Multilingual Theater Fukuoka」を始動させる。小学校〜高校にて、演劇の仕組みを使ったコミュニケーションWS講師を務める。

●演出講座担当 ※育成対象者 宮田悠輝仁
永山智行(ながやまともゆき) 
1967年生れ。劇作家、演出家。宮崎県の三股町立文化会館をフランチャイズとする劇団こふく劇場代表。2001年『so bad year』でAAF戯曲賞受賞。2006年から約10年間、公益財団法人宮崎県立芸術劇場演劇ディレクターも務め、九州の俳優を集めてのプロデュース公演「演劇・時空の旅シリーズ」を企画・演出した。2022年4月に初の戯曲集『ロマンス/いきたひと/猫を探す』(而立書房)を刊行。

●演出講座担当/菜月チョビの「飛び出す演出論」担当 ※育成対象者 宮田悠輝仁 
菜月チョビ(なつきちょび) 
福岡県出身。演出家・俳優。2000年、劇団鹿殺しを旗揚げ。2013年に、文化庁 新進芸術家海外派遣制度でカナダ留学をする。外部では劇団☆新感線(歌唱参加)、G2プロデュース、キャラメルボックスなどに出演、舞台『曇天に笑う』、歌劇『桜蘭高校ホスト部』、朝日放送『THE GREATEST SHOW-NEN 銀河鉄道の夜』、リーディングシアター『アドレナリンの夜』(企画/原作 秋元康 / 総合演出 堤幸彦)で演出を務める。

●菜月チョビ「飛び出す演出論」担当
和田喜夫(わだよしお) 
1951年山口県生まれ。1982年から11年間、劇作家・岸田理生との共同作業を続ける。92年オーストラリアのアデレード、パース国際演劇祭で『糸地獄』を上演。01年よりオーストラリアやカナダの先住民の劇作家との共同作業を始める。「在日」の演劇人との共同作業も多い。『居留地姉妹』、『ウィンドミル・ベイビー』、『いきたひと』など。演劇企画集団 楽天団代表。日本演出者協会事務局長。

シンポジウム「地域で演劇を作るヒント」(ライブ配信・Zoomウェビナー)※アーカイブ配信有

進行:小松原修
パネリスト:有門正太郎 岩﨑きえ シライケイタ

世界の各地で、紛争、分断、格差、孤立が進み、今こそ「演劇」が必要とされる時代です。どのように地域で演劇を展開できるか、公共ホールや民間劇場、教育機関、障がい者施設と連携して活動を続けているパネリストと共に考えましょう。

9月22日(日)13:00~15:30
視聴料500円 申込締切:9月21日(土)
※アーカイブ視聴は、Peatixからのお申込みに限り、10月5日までに締め切りを延長します

■パネリストプロフィール

岩﨑きえ(いわさききえ)
演劇プロデューサー。九州大谷短期大学演劇コース卒 (一社)舞台芸術制作室無色透明代表理事。2004年より山口県の過疎地域で役者をしながらアートNPO運営に携わる。2007年帰広。2010年「舞台芸術制作室無色透明」を設立。2019年に同団体を法人化。国内外の優れた作品の広島公演をプロデュースする一方で、地域社会に生きる演劇の仕事の確立を志し、子育て支援や多文化共生、福祉や教育との協働等、多岐の分野に渡る企画制作を行っている。

シライケイタ
劇団温泉ドラゴン代表。98年に蜷川幸雄演出『ロミオとジュリエット』のパリス役で俳優デビュー。11年より劇作と演出を開始。社会的なテーマのオリジナル作品から、映画や小説の舞台化まで幅広い創作活動を行う。15年、韓国密陽演劇祭で戯曲賞。18年、第25回読売演劇大賞杉村春子賞。日本演出者協会理事長。日韓演劇交流センター会長。座・高円寺芸術監督。著書に『BIRTH×SCRAP』がある。

有門正太郎(ありかどしょうたろう) 
俳優・演出家・劇作家。1975年5月18日、福岡県北九州市生まれ。倉本聰主宰“富良野塾”を経て、2005年“有門正太郎プレゼンツ”を始動。「笑顔になれば何でも出来る」を合い言葉に作、演出を務める。北九州芸術劇場『日韓合同キャンプ~チャレンジ!えんげき~』、春日井文化フォーラム『演劇×自分史』シリーズの総合演出等も務める。地域創造リージョナルシアター・登録派遣アーティスト

【お申し込み方法】

菜月チョビの「飛び出す演出論」
演出講座の成果発表
シンポジウム

チケットシステム「Peatix」から前日までにお願いします。
https://endaisaga2024.peatix.com

■上記のシステムをご利用できない方は、①希望プログラム、②お名前、③メールアドレス、④ご住所、⑤電話番号、⑥職業、⑦所属をご記入の上、メールにてお申し込みください
■ライブ配信を視聴される方には、前日までにメールで配信URLをお知らせします。オンライン会議ツール「Zoomウェビナー」を使用します。
■アーカイブ配信視聴用URLは開催後、2日以内にお知らせします。(ライブ配信用URLとアーカイブ配信用URLは異なります)

メールお申込み先
メールアドレス endaisaga@gmail.com

お問い合わせ
演劇大学in佐賀実行委員会
090-2079-9093(寺井)
endaisaga@gmail.com

一般社団法人 日本演出者協会
東京都新宿区西新宿6-12-30 芸能花伝舎3F
TEL:03-5909-3074 FAX:03-5909-3075(平日11:00~18:00)
https://www.jda.jp/

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演劇大学とは
新しい時代を担う全国各地の若手演出家の育成のためのプログラムとして、2001年より開催しています。第一線で活躍する演出家を招いてセミナーやワークショップを開催し、地域の演劇を牽引する人材を育成します。また、第一線の技術に触れたいという演出家や演劇関係者、演出家を志す学生はもちろん、演劇に触れてみたい初心者も広く対象としています。

日本演出者協会は、ハラスメント防止に努めています。
参加のお申込みをされる前に、必ずこちらの「日本演出者協会事業におけるハラスメント防止ガイドライン」をご確認ください。
https://www.jda.jp/archive/docs/Harassment%20prevention_0802

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会場案内
演出講座成果発表
エスプラッツホール
佐賀市白山2丁目7-1 エスプラッツ3F
0952-40-0560

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実行委員長あいさつ
私が佐賀に帰ってきて演劇を始めて16年、ひたすら演劇を作ることに没頭してきました。徐々に佐賀県外にもネットワークが広がり、数年前から演劇大学に関わらせていただき、今回、演劇大学を佐賀で初めて開催することになりました。佐賀の演劇シーンに足りなかった「演劇の学びの場」となり、これからの活動の発展に繋がる機会となることを大いに期待しております。また、開催にあたりご尽力いただいた皆様に大変感謝申し上げます。

演劇大学in佐賀 実行委員長 青柳達也

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助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))|独立行政法人日本芸術文化振興会
主催:一般社団法人日本演出者協会
企画制作:一般社団法人日本演出者協会
企画運営:演劇大学in佐賀2024実行委員会、一般社団法人日本演出者協会